Noah SUZUKI
Bromoil Photography

Feel like going mad

作為的ではない、水滴が残ってたわけでもない、この斑点。意図せず突然登場する反発作用。至る所に現れる此れ等。

今年プリントに使用した印画紙の大半がこうなる。今の所6割方はこれによってダメになっている。

6割方だから出ないものも中にはあるけど、印象としては殆どのものに出てきているような感じがしていて、本当に日々インキングへのやる気が削がれている。

印画紙を作る時の何かが変わったのか、それともロットか。

過去に作っていた時には起きなかったエラーが物凄い勢いで心をボッキボキに折ってくる。色々と過去に作っていた時の写真を見返すと、2019年に購入した印画紙で既に起きていたよう。今年大量にプリントした印画紙も2020年に買ったものだから、大体同じ頃に作られた印画紙なんだろうとは思うけど、果たしてロットか?

ロットではなく、もうこの印画紙で作る選択肢を消した方がいいのか。以前、アメリカでBromoilを制作している方が似たような問題に苦しんでいた、その時はILFORDだった。

どうすればいいのだろう、と最近よくぼんやりと考えている。

今はまだエラーとは無縁だった頃の20×24″と16×20″印画紙が手元にあって、大きなものを作っていこうと思っているし、ストックの中にも使える印画紙が多少はあるけれど、それが無くなった時はどうしようかな、と。

使える印画紙を探すのか、Bromoilから手を引くのか。悩ましい。

斑点の出方もマチマチ。

19 / 10 / 2022

Fomabrom variant 113Bo

数年前、この21世紀になんとブロムオイル用として印画紙が登場した。それがFomabrom variant 113Bo。まさかそんな時代が来るなんて、そう思った。

もともと新しい情報に疎い為、この事実を知ったのが販売開始から数ヶ月〜1年程度経った頃だった。さっそくどんなものか、この紙を使った人がどんな事を思ったのか調べてみたら、まぁ凄かった。もう酷評の嵐、使うに値しないレベルだと使った人は早々に使うのを辞めて違う紙をを試したり何事もなかったように普段通りに収まったりしていた。

それから時が経ち、該当する印画紙を買ったままにしていたのを5月の暗室作業で満を持しての登場と言わんばかりにプリントしてみた。とてもプリントし易かった。ちょっと扱いづらいネガも、スムーズにプリントを終えた。自宅に帰り早速ブリーチに取り掛かった時も、とても綺麗に漂白された。

えー、さすが。綺麗に落ちるなー。

これで問題なくインキングまで終わったら最高じゃない?でも、もうこの印画紙作ってないんだっけ。そんなに評判悪かった(悪かったよ)?インキングを始めて数分経つまで、そんな事を思っていた。

酷評の原因はこれ。よく解らない斑点。反発作用によって現れる謎の斑点。

見事に出ている、全体に散りばめられているかのように。これはね、酷評されても仕方が無い。あと10枚ほどブリーチ済みのものがあるから、全部試してみたい。

いくつもの酷評があったとは云え、ブロムオイル用に印画紙を世に送り出すなんて現代でやってのける事自体が称賛すべき狂気。

だから、出た事を知った時はとてもロマンを感じた。ありがとう、Foma。

24 / 06 / 2022

DARKROOM WEEK

念願叶って、12日間程暗室にこもってきた。

今年こそは本当にもういい加減…!みたいな気持ちを抱えていたけど、無事実現出来てよかった。別に暗室なんてレンタル暗室あるでしょ、とも思うけど実家の自室を暗室にしていて、そこで集中して作業する方がいいしレンタル暗室は勝手が分からず慣れるまでの時間がストレスでしかなく、それにお金があまりない。プリントするネガは山程あるのに。印画紙も狂ったように用意しているのに。

2年間実家暗室に行くことが出来なかったから、3年振りとなった暗室の日々。

実家、田舎、娯楽ほとんど無しといい感じの条件が揃っている為、日々7時間8時間作業をして上げ膳据え膳な生活をしていた。おかげで大量のプリントが出来上がり、あまりにも大量でこれからこれをブリーチしてインキングするのか、全部…とうんざりしている。

今回の暗室では、普段使っている印画紙の他に2種類程別のものも使ってみたから、それを試すのもとても楽しみにしている。

12 / 05 / 2022