Noah SUZUKI
Bromoil Photography

Goodbye white spots

去年からずっと悩みのタネだったBromoilのインキング時に現れる白い斑点問題については今年になって加入したBromoil&Oilのコミュニティでも度々話題になっていたようで、何が問題なのかどうすれば解決するのか云々が色々と話されていた。

ある意味、ほぼ解決したようなものかな?くらいの状況で、あとは検証してブラッシュアップしていくのみ、そんな感じだった。

ただ、その方法だと個人的にはとても面倒だと感じたから、もっとシンプルに出来ないかと考え浮かんだ方法があったから一先ずそっちを試すことに。

このマトリクスの場合、左右両端と人々の上?辺りに白い斑点。斑点というよりはマダラで不愉快な何か。

問題ないかなと思える状態には出来た。

斑点が既に出てしまったマトリクスだけじゃなく、一からインキングをするマトリクスも試したけど斑点の懸念は今の所見受けられない。中々面倒な作業が生じてしまうけど、去年ボッキボキに心を折られた斑点と遭わずに済むなら喜んで面倒を受け入れよう。それでも、問題ない印画紙は探した方がいいだろうなとは思ってる。

去年アホほどプリントした印画紙を捨てずに済むのはとても嬉しい。そしてBromoil用の印画紙で出まくった斑点もこの対応で行けるのか試しておきたい。

31 / 01 / 2023

A year later

Gumoilを始めて、ちょうど1年が経った。とは言ってもまだ1年しか経ってないし、まだまだ新鮮でとにかくとても楽しい。

それでも始めたばかりの頃は、うすぼんやりとしたものしか出てこなくてどうしようかと思ったし、露光機もないから太陽との攻防戦ばかりを手探りで延々と非理論的感覚で続け、何処からどう変えていけばちゃんとしたものが出来上がるのかも解らなかったけど、取り敢えず続ければなんとかなるな、と今は思っている。

下の2枚が最近作ったもの。これでも、どちらかといえば「大成功!」って自分でちょっと感動しちゃうレベルだから、このくらいを出来上がりの基準にしていくことが今年の目標。

そろそろGumoilでも展示なんか出来たらいいな、と思ってはいる。思ってるけど、作ること以外の積極性が皆無だから思ってるだけで今年を終えるかもしれない。

05 / 01 / 2023

Feel like going mad

作為的ではない、水滴が残ってたわけでもない、この斑点。意図せず突然登場する反発作用。至る所に現れる此れ等。

今年プリントに使用した印画紙の大半がこうなる。今の所6割方はこれによってダメになっている。

6割方だから出ないものも中にはあるけど、印象としては殆どのものに出てきているような感じがしていて、本当に日々インキングへのやる気が削がれている。

印画紙を作る時の何かが変わったのか、それともロットか。

過去に作っていた時には起きなかったエラーが物凄い勢いで心をボッキボキに折ってくる。色々と過去に作っていた時の写真を見返すと、2019年に購入した印画紙で既に起きていたよう。今年大量にプリントした印画紙も2020年に買ったものだから、大体同じ頃に作られた印画紙なんだろうとは思うけど、果たしてロットか?

ロットではなく、もうこの印画紙で作る選択肢を消した方がいいのか。以前、アメリカでBromoilを制作している方が似たような問題に苦しんでいた、その時はILFORDだった。

どうすればいいのだろう、と最近よくぼんやりと考えている。

今はまだエラーとは無縁だった頃の20×24″と16×20″印画紙が手元にあって、大きなものを作っていこうと思っているし、ストックの中にも使える印画紙が多少はあるけれど、それが無くなった時はどうしようかな、と。

使える印画紙を探すのか、Bromoilから手を引くのか。悩ましい。

斑点の出方もマチマチ。

19 / 10 / 2022