Noah SUZUKI
Bromoil Photography

Goodbye white spots

去年からずっと悩みのタネだったBromoilのインキング時に現れる白い斑点問題については今年になって加入したBromoil&Oilのコミュニティでも度々話題になっていたようで、何が問題なのかどうすれば解決するのか云々が色々と話されていた。

ある意味、ほぼ解決したようなものかな?くらいの状況で、あとは検証してブラッシュアップしていくのみ、そんな感じだった。

ただ、その方法だと個人的にはとても面倒だと感じたから、もっとシンプルに出来ないかと考え浮かんだ方法があったから一先ずそっちを試すことに。

このマトリクスの場合、左右両端と人々の上?辺りに白い斑点。斑点というよりはマダラで不愉快な何か。

問題ないかなと思える状態には出来た。

斑点が既に出てしまったマトリクスだけじゃなく、一からインキングをするマトリクスも試したけど斑点の懸念は今の所見受けられない。中々面倒な作業が生じてしまうけど、去年ボッキボキに心を折られた斑点と遭わずに済むなら喜んで面倒を受け入れよう。それでも、問題ない印画紙は探した方がいいだろうなとは思ってる。

去年アホほどプリントした印画紙を捨てずに済むのはとても嬉しい。そしてBromoil用の印画紙で出まくった斑点もこの対応で行けるのか試しておきたい。

31 / 01 / 2023

Feel like going mad

作為的ではない、水滴が残ってたわけでもない、この斑点。意図せず突然登場する反発作用。至る所に現れる此れ等。

今年プリントに使用した印画紙の大半がこうなる。今の所6割方はこれによってダメになっている。

6割方だから出ないものも中にはあるけど、印象としては殆どのものに出てきているような感じがしていて、本当に日々インキングへのやる気が削がれている。

印画紙を作る時の何かが変わったのか、それともロットか。

過去に作っていた時には起きなかったエラーが物凄い勢いで心をボッキボキに折ってくる。色々と過去に作っていた時の写真を見返すと、2019年に購入した印画紙で既に起きていたよう。今年大量にプリントした印画紙も2020年に買ったものだから、大体同じ頃に作られた印画紙なんだろうとは思うけど、果たしてロットか?

ロットではなく、もうこの印画紙で作る選択肢を消した方がいいのか。以前、アメリカでBromoilを制作している方が似たような問題に苦しんでいた、その時はILFORDだった。

どうすればいいのだろう、と最近よくぼんやりと考えている。

今はまだエラーとは無縁だった頃の20×24″と16×20″印画紙が手元にあって、大きなものを作っていこうと思っているし、ストックの中にも使える印画紙が多少はあるけれど、それが無くなった時はどうしようかな、と。

使える印画紙を探すのか、Bromoilから手を引くのか。悩ましい。

斑点の出方もマチマチ。

19 / 10 / 2022

Fomabrom variant 113Bo

数年前、この21世紀になんとブロムオイル用として印画紙が登場した。それがFomabrom variant 113Bo。まさかそんな時代が来るなんて、そう思った。

もともと新しい情報に疎い為、この事実を知ったのが販売開始から数ヶ月〜1年程度経った頃だった。さっそくどんなものか、この紙を使った人がどんな事を思ったのか調べてみたら、まぁ凄かった。もう酷評の嵐、使うに値しないレベルだと使った人は早々に使うのを辞めて違う紙をを試したり何事もなかったように普段通りに収まったりしていた。

それから時が経ち、該当する印画紙を買ったままにしていたのを5月の暗室作業で満を持しての登場と言わんばかりにプリントしてみた。とてもプリントし易かった。ちょっと扱いづらいネガも、スムーズにプリントを終えた。自宅に帰り早速ブリーチに取り掛かった時も、とても綺麗に漂白された。

えー、さすが。綺麗に落ちるなー。

これで問題なくインキングまで終わったら最高じゃない?でも、もうこの印画紙作ってないんだっけ。そんなに評判悪かった(悪かったよ)?インキングを始めて数分経つまで、そんな事を思っていた。

酷評の原因はこれ。よく解らない斑点。反発作用によって現れる謎の斑点。

見事に出ている、全体に散りばめられているかのように。これはね、酷評されても仕方が無い。あと10枚ほどブリーチ済みのものがあるから、全部試してみたい。

いくつもの酷評があったとは云え、ブロムオイル用に印画紙を世に送り出すなんて現代でやってのける事自体が称賛すべき狂気。

だから、出た事を知った時はとてもロマンを感じた。ありがとう、Foma。

24 / 06 / 2022