Noah SUZUKI
Bromoil Photography

La Primavera !

気付けば4月、3月下旬にもう桜が咲いてるの!?と驚いたけれど、その時点で4月はすぐそこという感じだったから別に不思議ではなかった…。季節が巡るのは早いですね、きっとすぐに夏も来るんでしょ。

週末、展示を見てきました。1つ目は既に1度観に行ってるんですが、ワークショップ@デモンストレーションの見学にも行きたかったのでTOP MUSEUMの「写真の起源 英国」を再び。

最初に観た時も思いましたが、何故あんなにプリントが綺麗なのか。アルヴュメンプリントの持ってる力を全力で発揮しているクオリティ。過去に制作されたものを観ると、大体が「暇なんでしょ」と思わず言いたくなる程執拗に美しさを求めたような息を呑むものが沢山あります。ブロムオイルにしてもそう。

本当に恐ろしい。久し振りに過去制作されたブロムオイルを展示で観て、自分にうんざりしたいなぁと思ったりしています。学芸員の方々、よろしくお願いします…。

そして日本橋高島屋の中にある美術画廊Xで志鎌猛さんの個展「観照 Contemplation」が開催中とのことだったので、これは行かねば!と伺ってきました。

こちらは4月8日(月)までの開催です。

雁皮紙にプラチナパラジウムプリント、という美しい組み合わせ。過去に発表されている「森の襞-Silent Respiration of Forests」からも数点展示されていて、静かな場所に穏やかな波が打っているような空間でとても良かったです。

中でも、昨年制作されたベルリン#1という視界を揺らすような部屋のプリントが。

今年の春は、意外と観に行きたいと思う展示がギャラリーや美術館で開催されるので楽しみです。

03 / 04 / 2019

Solo Exhibition at Beautrise

2018年の個展は、広島県福山市にある素敵なアトリエ兼ショップで行うという、普段にはない場所での企画でした。内容としては2017年に行った「道化の森が眠る頃」をベースに、表に出してないものや新たに作り追加したものを合わせて。この時も全てRoonee 247 Fine Artsにお任せし、ディレクションから全てお願いしました。

実際福山のBeautriseに行ってみて、初めてどんな感じに展示されているのか、何が展示されているのかが解るという状態。

ちょっと解りにくいというか行きにくい場所にあるけれど、それもまた面白いものです。まぁ、車で連れて行ってもらったから実際初めての場所に行く上での苦労皆無だったんですが。

こんな感じで、アトリエらしく様々なものに囲まれながら飾られておりました。

白くない壁もパキッとした見せ方じゃないのも新鮮。こういうのいいなぁ、と思ったんですけど「いいなぁ」と思わせるセンスが飾る方にないと「いいなぁ」にはならないんだろうな、と後で気付きました。

そして。

此処、このランプと壁とブロムオイルと、この感じがとても気に入ったんですよねぇ。いい展示をしてもらいました。BeautriseにもRoonee 247 Fine Artsにも、感謝しまくり。

たった1週間という短い期間ではありましたが、ありがたいことに何点も貰い手が現れまして嬉しい限りでした。こういうのは大体企画側の努力の賜物です。

今年は方向を少しだけ変えて、また作り始めています。

いつ発表出来るかは解りませんが、まぁきっとその内。

28 / 03 / 2019

TOMONOURA de ART 2018

去年の話になりますが。

広島県は福山市にある鞆の浦で、毎年開催されている芸術祭TOMONOURA de ARTに出品していました。街全体が作品で溢れる、あれです。馬喰町にあるギャラリー、Roonee 247 Fine Artsからの出品でした。

下にある写真が、その時のフライヤーなのですが…驚いたことに表紙としてブロムオイルを使っていただきました。初参加の人間が、いいのだろうか…?鞆の浦にゆかりのある人のものじゃなくていいのか?と思いましたが。ありがたいことです。

保名酒屋さんの2Fで展示していただきました。保名酒、ご存知?所謂、薬酒とか薬用酒とかそういうものだそうで、生薬を漬け込んで作られたものだとか。

詳しくは、この辺で。鞆の浦の保命酒 – 鞆物語

非常に複雑に編み込まれたような香りの中、ブロムオイル展示されておりました。実際展示されているところも見てきましたが、妙に色気付いてました。

会期前日から行っていた鞆の浦、初日は見事台風とぶつかり大変な1日でした。

もっとじっくり鞆の浦を散策したかった…。

鞆の浦とほぼ同時開催という形で、同じく福山にあるとある場所で個展もさせていただきました。そっちはそっちで中々凄かったです。

23 / 03 / 2019