Noah SUZUKI
Bromoil Photography

Oil print – 2nd

今年に入ってから始まったオイルプリント制作。

まずはゼラチン紙を作ることから始めようと、あーだこーだとやっていた。1月に作った頃は身体が慣れてなくて感覚を掴めてなかったこともあって、大抵が失敗だった。でも、それは感覚云々の問題では無かったな、と今になって思っている。

レシピを変えたら、うんざりするような失敗の日々から脱出したから。今までを考えると、とてもスムーズに作れるようになったから。あれはなんだった?って程の差が出るもんだから、レシピの重要性を痛感せずにはいられない。

1枚作っては乾かし、乾くまでには3日は掛かり…そんなことをしていた最初のレシピ。ガラッと変えたら、作りやすいどころか乾くのも早い。そして乾かす時の収納方法も変えたから、1度に6枚は作れるようになった。

楽。ゼラチン紙を作ることが圧倒的な障害と思っていたから、この呆気なさ。この後もどんどん躓くだろうけど、一先ず安堵している。

夏は気温を考えるとゼラチン紙を作ることは出来ないけど、10月くらいになったら再び量産していきたい。それまでに、一度露光&インキングをやってみるつもり。

07 / 07 / 2021

Graphic Chemical and Ink !

GRAPHIC CHEMICAL社のインクを買った。

OFFICIAL WEB SITEがオンラインショップも兼ねていて、日本にも送ってくれそうだったから勢いに任せて買うことに。

サイト上で購入完了したのが4月10日、長旅の末到着したのが4月22日。12日掛けて無事に我が家へやってきた。USPS(アメリカ合衆国郵便公社)のFirst-Class Package International Serviceでの配送だった。

2021年4月の時点で、インク2缶(1缶 1lb)で送料が46.05ドル。

日本に向けて飛行機で飛び立ってからは3日間程度で到着したから、それまでの手続きが色々と長かったよう。大体の状況はトラッキングで確認出来るから、がんばれーと応援しながら待っていた。

まぁ、EMSの状況などを考えると、とてもスムーズにやってきてくれたように思う。なんだかんだで、もっと時間が掛かると思っていたから安堵。

これで、エメラルドグリーン不足に嘆くこともなくなるでしょう!1缶だけっていうのもなぁ…と思って違う色もチョイスしたから、それもそのうち試したい。大全紙のインキングで使う分も充分確保出来たから、なるべく早く手を出してぐったりしていきたい。

24 / 04 / 2021

Try new ink.

ずっと使っているインクが無くなりそうで、どうしようかなぁと思っていたけれど、最近テストで使ってみたSWALLOWのリトブラックが悪くない働きをしてくれるから、黒だけじゃなく少し加える程度に使っている色でもSWALLOWを試してみようかと考えること数週間。

とてもお試しで買うようなサイズではないインクを、とうとうお試しで買ってしまった。500g、でかい。

先日、去年殆ど暗室作業が出来なかったことに耐えきれず利用したレンタル暗室でプリントしたものをブリーチしたから、それを使って早速テスト。

インクのテストだけど、それだけじゃなく今回作ったマトリクスはぶりぶりにインクが乗っていく。どうしてだろう、何がよかったんだろう。いいことばかりではないけどインクが全然乗らない悪夢よりは歓迎したい。

今まで使ってたインクと色が違うのは当然で、仕方がないとして。

また、メーカーが違うから慣れるまでは扱い難いのも当然で、それはこっちの問題だからいいんだけど、慣れれば問題なくなるかもしれないけど、粘度が低い。粘り気?のようなものがちょっと控えめ。油断すると印画紙にべったり乗っちゃいそう。

リトブラックでは感じなかったんだけどなー。他の色も粘度的にはこれぐらいあっさりしているのだろうか。

これはこれで使えなくはないし、慣れれば使いやすく感じるかもしれないけど、グラフィックケミカルのインクは手に入れた方が良さそう。

28 / 03 / 2021